Efficient C++パフォーマンスプログラミングテクニック

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  • サイズ B5判/ページ数 283p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784894712454
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3004

出版社内容情報

本書は、「オブジェクト指向言語としてのC++」ではなく、空間効率や実行速度、設計の明瞭さなど、さまざまなパフォーマンス要素に焦点をあて、これらを軸に言語特有の問題から、ライブラリ、スレッドモデル、ハードウェア、システムアーキテクチャなどさまざまな視点からC++のパフォーマンスの向上について解説しています。

【目次】

   序章 
   第1章 悪戦苦闘の話 
   第2章 コンストラクタとデストラクタ 
   第3章 仮想関数 
   第4章 戻り値の最適化(RVO) 
   第5章 一時オブジェクト 
   第6章 メモリのプール化:シングルスレッドの場合 
   第7章 メモリのプール化:マルチスレッドの場合 
   第8章 インラインの基礎 
   第9章 インライン-パフォーマンス一考 
   第10章 インラインのコツ 
   第11章 STL:標準テンプレートライブラリ 
   第12章 参照回数計測 
   第13章 コーディングの最適化 
   第14章 設計の最適化 
   第15章 スケーラビリティ(拡張性) 
   第16章 システムアーキテクチャの依存性

内容説明

本書は、コストに焦点を当て、空間効率や実行速度、あるいは設計の明瞭さなど、様々なパフォーマンス要素を取り挙げているC++のテクニックを修得する1冊。

目次

悪戦苦闘の話
コンストラクタとデストラクタ
仮想関数
戻り値の最適化(RVO)
一時オブジェクト
メモリのプール化:シングルスレッドの場合
メモリのプール化:マルチスレッドの場合
インラインの基礎
インライン‐パフォーマンス一考
インラインのコツ〔ほか〕

著者等紹介

ブルカ,ダブ[Bulka,Dov]
15年間、ソフトウェア開発に携わり、大規模ソフトウェア製品を市場に送り出してきた。インタネット上、最大規模と言われるWebサイト(1996年アトランタオリンピックのサイトを含む)を供給するIBM Domino-Go Webのパフォーマンス設計技師を努めた経験を持つ。Duke UniversityにてコンピュータサイエンスのPh.Dを取得

メイヒュ,デビット[Mayhew,David]
StarBridge Technologies,Inc.の主任設計技師として、相互接続機構、ピアプロセッシング、PCIパス関連の開発を担当している。かつてIBMのNetworking Software Divisionに勤務。Virginia Tech.にてPh.D.を取得

浜田光之[ハマダミツユキ]
京都府精華町在住。システムエンジニア。スカイ・シンク・システム株式会社に勤務

浜田真理[ハマダマリ]
某ソフトウェア会社にてSE業務に従事した経験を持つ。訳書に『JFCプログラミングVol.1、Vol.2』(ピアソン・エデュケーション出版)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カタギリ

1
C++のパフォーマンスの実験集。オブジェクト指向設計・一時オブジェクト・メモリ・インライン・コーディングの最適化やシステムの基本構造まで解説されてました。さすがに古い本なのですが、パフォーマンスに関してまとまっており、各章最後のキーポイントだけでも読んで損はないかと。2016/01/25

kiwipop

0
思っていた以上にコンストラクタ、デストラクタのコストが高かった。2014/05/24

Luo Yang

0
C++を使用するうえでのパフォーマンス上の注意についてよくまとめられています。他のC++本に親しんでいると目から鱗のネタは少ないですが、パフォーマンスの観点から知識を整理するのに役立ちました。実測値が示されていたり、簡単に入力して自分の環境で実測できる形でコードが示されているのもよいです。2012/02/18

P_tan

0
C++を使う上での、見えにくいオーバーヘッド等について解説されている。10年以上前の本なのでCPU等の実行環境は今とは比べるべくもないが、C++でプログラミングをする上での不必要な「不最適化」を避けるためには目を通しておきたい一冊。2011/03/19

あおいたん

0
内容が古いのは仕方ないながらも。もう少しC++独自のテクニックを見せてほしかったところ。Cに退化していく感じがしてなんだかなあです2008/11/02

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