目次
1 新制度の概要(新制度の経過と実施スケジュール;新制度のねらいと本質 ほか)
2 新制度を理解する―しくみと問題点(多様な施設・事業に異なる基準;保育の利用のしくみ ほか)
3 保育制度改善・拡充の視点―子どもの権利を最優先に(保育とは養護と教育を含むもの―新制度の保育観を問う;新制度で公立保育所・幼稚園はどうなる ほか)
Q&A 新制度―ここがよくわからない(新制度が実施されれば、待機児童問題は解決するの?;新制度では、保育所・幼稚園はみんな認定こども園になるの? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
9
2015年度から本格的に実施される「子ども・子育て新制度」について、わかりやすく、コンパクトに解説された本です。保育所、幼稚園、認定こども園などが、新制度でどのように変わるのか、わかりやくす述べられています。また、新制度実施にむけて、子どもの権利や親(保護者)の権利から、どのように対応し、意見を反映させていけばいいのかも考えることができます。新制度になったからと言って、待機児童や保育問題は解決するわけではなく、むしろ矛盾点が出てくると思われますが、十分理解して対応する必要があり、とても役に立つ本です。2014/10/26