内容説明
「私はねじめ正一には詩を書くのもやめて詩のパフォーマンスもやめて、テレビもやめて、もっともっと小説に専念してもらいたいです」と語る著者が、手紙本のおもしろさを追求し、美空ひばりに詩を捧げ、中也で燃える町・山口に出掛ける…。日々、「言葉のボクシング」に励む著者のオリジナル・エッセイ。
目次
手紙本の面白さ
パソコン入門てんまつ記
詩をひっぱる
ふつうはこわい
山口―中也で燃える町
岩手・花巻キナキナめぐり
子供はお金が好き
舞台は金にならない
フツーさのオーソリティ
身の程タルホ
詩人井伏鱒二〔ほか〕