内容説明
モスクワを目ざして侵攻する連合国軍に危機感を抱いたスターリンは、バグラチオン作戦を発動した。ウラル方面と北部、南部から85個師団を増援させ200万近い兵力で、ブラッドレー将軍の指揮する第12軍集団を襲った。第12軍は潰走し、兵担基地のスモレンスクまで奪還されてしまう。このスモレンスク再奪取をかけて、今村第22軍集団が攻撃を開始した。正面を本間大将率いる第8方面軍が、そして後背部とモスクワとの分断を狙い山下大将の第10方面軍が進軍する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ikedama99
6
流れに乗ってそのまま読み続けた。B29の話や防空戦艦大和で久しぶりの落合大佐の登場などでエピソードはいくつかあるが、最後の落としどころはやはりスターリンの排除。ただ、その後はもっとやっかいそうだったが・・ここでおしまいでした。あとは想像しかないか・・。2022/10/26
ikedama99
3
ここまで、一気に読み進めた。最後の戦いはちょっと唐突にも思える。でも幕引きはこんなものかもしれない。面白かったシリーズだった。2018/06/28
ikedama99
3
表紙がセンチェリオンとはびっくり。ついにモスクワへ。ただ、ここでは策士吉田の動きがメインか。取りあえずこれでお終いだが、ちらっと出てきては消えてしまった話もある。それらで、サイドストーリーでもあったらいいのにな。2016/11/22
Gulico
1
これだけハッタリかませる政治家は現代日本にもいて欲しいわ。1巻のノリが途中ちょっと方向転換した?って感じも無きにしも非ずだけど、十分面白い。おいおい再読しよう。2009/11/23