内容説明
対ソ戦の出撃拠点として中東欧諸国の背後に兵站補給基地を計画した日米両国はドイツに残っている軍需工場の再生を急ぐ…。狙い通りスターリンはトルーマンの和平提案を蹴った。ここにソ連への攻撃が開始された。連合国軍第1空挺軍所属の6個空挺師団がバルト三国に飛びたった。そしてエストニアの首都・タリンには本間第9軍の第1師団と第5戦車旅団が、本隊の第9師団と第10師団はラトビアのリガに上陸を敢行した。連合国軍150個師団に及ぶソ連侵攻作戦の大展開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ikedama99
5
前冊の流れで一気読み。タンク博士と小園大佐の話はやっぱり続きを読みたいな。レニングラードの戦車旅団の話はソ連を彷彿させる。2022/10/14
ikedama99
4
やっぱり、大和の話は面白い。その前のフィンランドでの動きは面白いし、きな臭い。このような下準備が面白い。2018/06/24
ikedama99
2
ついに対ソ連のヨーロッパでの戦いが始まった。大和の戦いと栗田長官の振る舞いも面白いし、タンク博士の話も面白かった。(続きがあればよかったのにな)2016/11/17