出版社内容情報
仏教文化を通じ日本とも深く関わりながら、これまでほとんど紹介されていないチベット文化圏の聖地と人々の姿を活写。
内容説明
世界の聖地の表象の意味を問い、精神世界の根源へ向かう人々の表情や、その人々が係わってきた歴史を、周縁地域の歴史を通して、歴史全体の関係性の中で捉えながら活写した写真集。
目次
序章 仏陀の生涯
第1章 3世紀以降、インド大乗仏教はヒマラヤへの道を辿り、北上していく
第2章 7世紀前半、仏教はチベットから龍の国ブータンへ
第3章 インド・チベット両文化圏の最前線、ネパール。互いの文化は、交錯し、褶曲していく
終章 輪廻の悔へ