オッベルと象 - 画本宮沢賢治

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オッベルと象 - 画本宮沢賢治

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  • サイズ A4判/ページ数 45p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784894190146
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8793

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

niko-08

14
こちらも初めて。(教材でやったかも?!)絵の雰囲気が外国のような印象。オッベルみたいな人間って昔からいたのだろうなぁ。2016/01/07

みずたま

14
挿絵目当てに2冊借り。こちらは宮沢賢治×小林敏也。垂れ目のオッべルは中東辺りの悪人の雰囲気で、優しそうに見えて強欲さや腹黒さが見てとれる。少ない色彩ながら白い像の「白」が映える美しい挿絵。今までラストの一行の意味がよく分からなかったのだが、小林さんの挿絵を見ると牛の垂れ目がオッべルのように見えた。オッべルは牛に変えられたのか。この2人の作品はやはり良い。2015/02/20

kino

6
中学の国語の教科書で読んだ以来の再読。グララアガアはこのお話だったのね~。悪いことをするとちゃんとお仕置きを受けるのよね。と思いつつも、ピンチをピンチとも思わず利益につなげようとするそのアグレッシブさには素直にすごいなーと思ってしまう(笑)東南の雰囲気のある絵がとてもよかった。しかしいつからオツベルではなくオッベルになっのかしら?2016/01/24

iku

6
欲深であこぎなオッベルは、ふらりとやってきた純真な白象をまんまと罠にはめ、いいようにこき使い始める。かわいそうな象に月が手をさしのべて、白象は仲間にたすけ出される。赤や黒の色使いがとても効果的で、美しい絵本。実際象はとても仲間想いで、遠く離れた仲間とコミュニケーションをとるらしいし、自然の大きな力と人間のちっぽけなくだらなさがくっきり対比されていて、印象的な寓話になっている。2014/05/18

4
ゾウの隣にたたずむオッベルのたれ目。こいつが曲者。一見いい人に見える。ゾウを利用して酷使して、まあくしゃっとなっちゃうんだけど。ゾウともっと良い関係を築くことはたやすかっただろうに、不思議。強欲のなせる技なのか、ゾウを憎んでさえいたんじゃないかと思ってしまいました。2011/10/13

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