内容説明
日本人は、古来より数多の「地震」「津波」を経験し、打ちのめされ、その度に立ち上がり、その教訓と悲劇を石碑のかたちで残し伝えてきた。なぜ教訓は、東日本大震災に活かされなかったか、我々は先人の戒めに耳を傾ける必要がある。
目次
襟裳の春(北海道えりも町)
許された時間(北海道奥尻島)
長城崩落(宮古市田老)
おいら岬の…(宮古市)
3.11の記憶(釜石市)
刻まれた声(釜石市唐丹町)
沈んだ漁港(岩手県大船渡市)
水魔(秋田県男鹿市)
失われた島々(秋田県象潟町)
運命の校庭(宮城県石巻市)〔ほか〕