出版社内容情報
冬の間にしもやけになってしまったサボテンのマルティと仲間たちは、南の国の植物園へ。そして夏がすぎようとしていたある日、大あらしがやってきた!温室の外にとりのこされたサボテンたちをたすけようとしたマルティは…。あらしのあとは気分爽快!
内容説明
冬に、しもやけになってしまったマルティ(エキノプシス・マルティプレックスという名のサボテン)と、なかまたち。なおりがおそく、夏になっても元気がないので、しばらくのあいだ南のくにの植物園で、くらすことになった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫 綺
80
サボテン好きには堪らない。あらしのよるをみんなの力で助け合って、のりきるお話。かわいいサボテンくんたちがいっぱい!!2014/10/11
かおりんご
30
読み聞かせ(284)マルティが飛ばされたところは、ヒヤヒヤしました。無事でよかったです。これ、シリーズなんですね。2015/01/23
かおりんご
17
読み聞かせ(190)児童リクエスト。正確なサボテンの名称がいいにくい。台風なのに、外に放置する職員に対して怒りながら聞いていました。2017/11/15
いろ
16
サボテン マルティのシリーズ,我が家では2冊目。南の植物園へ養生に行ったマルティ達が,大嵐に大活躍するお話。前作「サボテンたちのゆきあそび」に比べて盛り上がらなかった印象。面白さよりも,ほっこりが勝ってる。いいお話だった。高い所から「大丈夫か!?」というマルティに,絵本の皆と共に毎回「お前こそ大丈夫か!?」ツッコんだりw カルネギアさんの身を挺した行動がカッコイイ。終盤でゴロンと転がってる枝(カルネギアさんの腕)に,8歳男児なぜかウケてる。今回は,学名的にマニアックな長い名前があまり気にならなかったw2016/06/07
遠い日
13
サボテンたちのシリーズ。『サボテンたちのゆきあそび』からの続編。雪遊びの結果の霜焼けの治りを促すために、南国にやってきたマルティたち。南国らしいサボテンたちがたくさん登場し、賑やか。物語の方も、またまた熱く語られる。大嵐に立ち向かったマルティたちの、それぞれの活躍。謎めいた夜の秘密の欠片が楽しいラスト。2016/03/27