内容説明
「もういちどあのさくらがみたかった…」その言葉を胸に風来坊は今―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
32
読み聞かせ(290)この話を聞いていて、武士の仕打ちに対する怒りが爆発しました。こんな時代があったこと、他の国では今でもあるかもしれないことを話しました。難しいかと思いましたが、子供たちなりに考えてくれたようです。2015/01/26
たまきら
21
続き物なのかな?絵が素敵だし、怒りは伝わってくるんだけど、なんだか落ち着かない終わりだった。最初のお話を読んだ方がいいのかもしれないなあ。オタマさん興味示さず。短髪マッチョ大好きなオカンのみ読みましたとさ。2018/04/17
ひー
13
お里は我が子の無事を確認すると風来坊の腕の中で絶命した。世の無常とロウソク一本。心を鎮めようと仏像を彫り続ける。満開の桜の静謐。修業とは自分の持ち場を全うすること←住職の深い言葉。修業を兼ねて味わう読メ200冊めへ!2017/10/17
紅花
12
小2息子のために、多少の解説を加えて読んだ。悲しいお話。武士の世の中の理不尽な話に子どもが「納得出来ない」&「怒り。」このシリーズを読んでみたいと思う。2015/03/09
Lesen
11
目の前で命を助けられなかった風来坊、そのやるせない気持ちを木彫りの像を作ることで落ち着かせようとする。侍の理不尽なふるまいなども考えることが出来ますね。風来坊のできる事をする優しさ。このシリーズ良いですね。子供木彫りの像の口の所に生えている牙が反対なのを発見!そうやって言われるとそこばかり見ちゃいましたよ。2015/11/19