出版社内容情報
ひろこちゃんは、毎日すごく早く目をさまし、とっても早くねむってしまう。だから、よるをよく知らない。ゆめにだって、よるは出てこない。にいちゃんにたずねても、かあさんやとうさんにたずねても、よくわからない。そこで自分で見てみることにしたひろこちゃんは……。黒の絵本第三弾は、女の子と夜の交流を描くユニークな物語。ひろこちゃんは、よるの正体がわかるのでしょうか。
著者等紹介
いまえよしとも[イマエヨシトモ]
大阪生まれ。童話作家
ちょうしんた[チョウシンタ]
東京生まれ。漫画家としてスタートし、絵本、挿絵、イラストレーション、童話、エッセイなど幅広い分野で活躍
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
18
息子は「そんなに早く寝るんだね」と言っていました。2023/04/26
遠い日
8
今江祥智さんと長新太さんの「黒の絵本」三部作の一冊。長さんの絵の黒が、夜を演出する。初めての夜を知るひろこちゃん。夜はやさしくひろこちゃんを包んでくれた。星は、ひろこちゃんに親しみをくれた。夜の安らぎを知れば、闇は決して怖くない。2016/07/06
紅子
5
よる をしらない ひろこちゃん。夜を知ることはできたのか。自分の子ども時代を思い出す作品でした。2023/07/09
ツキノ
2
再読。この絵本で長新太さんは「東京イラストレイターズ賞」を受賞されたそうです。2003年に再刊された絵本。2015/08/15
ツキノ
2
わが家の絵本「長新太」棚から引っ張り出してきました。☆がとっても気になる三男。2011/01/30