内容説明
モダン・ジャズ最大の巨人、チャーリー・パーカー。波乱の生涯と圧倒的な音楽、その根幹に迫る最新評伝！パーカー自身のインタビュー、近しい人々やミュージシャンの証言により、その短くも濃密な生涯を鮮烈に描写。さらに、詳細な分析によって、その革新的な音楽の秘密を探る。日本版独自の詳細ディスコグラフィー掲載。
目次
第１部 Ｔｈｅ ＬＩｆｅ ｏｆ Ｃｈａｒｌｉｅ Ｐａｒｋｅｒ（バード、生涯の素描）
第２部 Ｔｈｅ Ｍｕｓｉｃ ｏｆ Ｃｈａｒｌｉｅ Ｐａｒｋｅｒ（一九四〇年から四三年；一九四四年から四六年；一九四七年から四九年；一九五〇年から五五年）
著者等紹介
ウォイデック，カール［Ｗｏｉｄｅｃｋ，Ｃａｒｌ］
サクソフォン奏者、およびオレゴン大学教授（ジャズ史）
岸本礼美［キシモトレミ］
東京都出身。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。在学中より、主に映像ジャンルでの英語・ドイツ語の翻訳を始める
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感想・レビュー
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Nepenthes
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前半はバードの伝記、後半はバードの奏法分析という素晴らしい本。奏法の解説は丁寧且つ秀逸で読み応えがあり、これだけでも充分価値がある。それまでは古い音源だけで耳にも心にも馴染まなかったけど、本書と併せて聴き続けることにより、いわゆるモダンジャズの原点であるビバップの感覚が徐々に理解出来るようになってきた。良書です。2022/04/27
