出版社内容情報
もっとも著名な社会心理学者が、女もすなる化粧を男性にすすめる。男が化粧をするとき、恐しい戦争は消えて平和になり、景気も好転。
目次
日本人のこころ―序章として
第1部 化粧と人間(美と心理;「化粧学」のすすめ;女と男のおしゃれ観;男性化粧考;作法の近代史)
第2部 性と人間(日本人学から見た女と男;アメリカン・カップルズの性と金;性行動のヴァリエーション;家族内性愛―近親相姦の日米比較;強姦者の心理―吹上太郎と小平義雄・妻木松吉と大久保清)
大正人の反省と自負―あとがきにかえて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとちゃん
4
1981年から1990年まで雑誌などに掲載されたものをまとめた本書。掲載誌として「ジュリスト」があるところに驚く。第一部が「化粧と人間」第二部が「性と人間」の構成。タイトル買いした本書でしたが、読んでいて興味深かったのは第二部でした。「家族内性愛」の章は1986年1月「小児医学」が初出ですが、日本では「父娘強姦」よりも「母子強姦」の方が多いとあり、これもまた驚きでした。2023/12/13
読生
1
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/48903682052022/10/09