内容説明
常識とされている世の中の諸問題に対して、「ふと」思いついた別な考えを追求し、新たな提案を生み出す、地方からのグローバル発想。「個人即世界」による「地域から全国へ」の、ミクロからマクロ、そして自然防災までの様々な提案や、誰もがアッと言う間に身に付く「万人デザイン術」の紹介など、新たな視点からの発想集。
目次
読売新聞編(二〇〇六年一月~六月)(気配りデザイン―滑りにくいデジカメが欲しい;エンタシスの新解釈―ギリシャ人の錯覚逆利用;長国日本―古代中国の名称は「九州」;おでこが膨らむ―左右の脳を使いこなそう;立方根で計算―視点を変えると日本は広い! ほか)
『ランドスケープデザイン』編(2013年~2020年)(発想考楽のすすめ―みんなで世界を楽しく考えよう;万人デザイン術―誰もがアッという間にデザイナー;防災国家へのアイデアを―自然災害国からの発想;地方即世界へ―「個人即世界」からの発想)
著者等紹介
網本義弘[アミモトヨシヒロ]
発想工学研究所主宰/九州産業大学名誉教授。1944年神戸生まれ。東京教育大学(現筑波大学)工芸・工業デザイン専攻卒。大学在学中、日本の美術・現代工業・現代哲学の紹介を兼ねた世界一周講演・ヒッチハイク旅行を2年余かけて行ない、帰国後『ギリシャ讃歌』を出版(1970年)。1971年より九州産業大学デザイン学科で「空間デザイン」「発想論」等を担当。1984年から中国、韓国の諸大学や国際会議での講義・講演を始め、2011年に中国で「全民設計(万人デザイン術)」の概念と手法を発表して以降は、国内外で講習会を始める。学際的、異業種を合せての異職種交流の集い「テクネ・サロン」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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