感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
69
クリスマス絵本。森の中に芽を出したちいさなもみの木は、周りの大きな木がうらやましくてしかたない「可愛いもみの木」と褒められてもうれしくない。大きな木が切られて、海に浮かぶ船のマストになったと聞いてうらやましがり、若い木がクリスマスツリーになったと聞きうらやましがる。ここにいることを、よろこびなさい」いよいよ大きくあり、もみの木は切られてツリーとして飾られる。幸せの絶頂。しかしその後は…▽まさかのバッドエンド。読み聞かせ約10分だけど、ちょっと物悲しい終わり方なので読み聞かせしないかも。絵は素敵2022/12/19
ツキノ
11
図書館の書庫の絵本・児童書を読もうキャンペーン・226 アンデルセンの「モミの木」はバーナデットも描いていました。森の様子、モミの木のまわりではねるうさぎ、裏表紙で切り株の横にたたずむうさぎ。素晴らしい。「ここにいることを よろこびなさい」…これって、わたしは子ども時代から長いことできなかったんだよなぁ。こんなにつまらないことはないのだ。解消できてよかった、つくづく。2017/12/22
