内容説明
長崎市で実践した自然復元の壮大な実験。ビオトープ設計、工事、植樹などで生き物が帰って来た。式見の里山は大村藩時代の『郷村記』が歴史の証人。著書の執念を感じる自然復元にかける情熱の報告書。
目次
水族館のビオトープ
ビオトープ前史
ビオトープ誕生
ビオトープ開園
ビオトープのうつりかわり
ビオトープの生き物
式見の里山
里山の歴史
里山の復元にむけて
市民参加による里山公園づくり
歴史の証人
里山のにぎわい
著者等紹介
布袋厚[ホテイアツシ]
自然史研究家。医師免許、博物館学芸員資格をもつ。1959年佐世保市生まれ。長崎大学教育学部中学校教員養成課程理科専攻中退、長崎大学医学部卒業。幼少のとき長崎市に移り住み、以後40年以上にわたって、町や野山の姿をみつめる。長崎県立長崎南高等学校地学部で3年間活動して以来、現在までライフワークとして長崎火山の研究をつづけるほか、郷土のさまざまなことがらに興味をもち、幅広く活動している。2012‐2014年に長崎大学非常勤講師を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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