ディスカヴァー携書<br> ソーシャルメディア革命―「ソーシャル」の波が「マス」を呑み込む日

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ディスカヴァー携書
ソーシャルメディア革命―「ソーシャル」の波が「マス」を呑み込む日

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  • サイズ 新書判/ページ数 319p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784887598928
  • NDC分類 675
  • Cコード C0236

内容説明

ソーシャルメディアとは、「草の根メディア」とも呼ばれ、マスメディアのトップダウンの情報発信の対極に位置する、ボトムアップの情報展開。ツイッター、フェイスブック、YouTube、ブログ、ウィキペディアなどがその代表例だ。そのソーシャルメディア先進国のアメリカでは、既存のマスメディアをまさに呑み込む勢いだという。その波は、日本に、いつ、どのような形で到来するのか?それとも、日本は「ガラパゴス」の道を選ぶのか?北米在住、気鋭のソーシャルメディア・ブロガーが目のあたりにした現実をレポートする本書は、日本における2011年からのマーケティングの方向性を指し示す類まれな近未来図にもなっている。

目次

第1章 北米におけるソーシャルメディアの勃興(ソーシャルメディアとは何か?;広告大国アメリカで、いま何が起こっているのか? ほか)
第2章 ソーシャルメディア時代の新マーケティング戦略(ソーシャルメディアとソーシャルメディア・マーケティングの違い;アマゾン・アフィリエイトとブログマーケティング ほか)
第3章 究極の村八分 孤立していく日本(日本でソーシャルメディアが立ち上がらない10の理由;ソーシャルメディア発展のカギを握る個性と英語 ほか)
第4章 ソーシャルメディア その可能性と課題(ソーシャルメディアが変える音楽業界;ソーシャルメディアの雄、ウィキペディアはどこへいく? ほか)
第5章 ソーシャルメディア革命 その近未来図(ソーシャルメディア革命の現実;ソーシャルメディアの未来図 ほか)

著者等紹介

立入勝義[タチイリカツヨシ]
ブログ作家、ソーシャルメディア・プロデューサー、インタビュアー(日英)。1974年、大阪市生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒。2004年、日系企業の子会社代表として再渡米。独立後は、日系企業の北米進出を支援するコンサルティングを手がけ、2006年、さくらインターネットの米国子会社代表に就任。オンラインRPGや映像字幕の翻訳事業、北米IT市場のマーケティングリサーチなどを手がける。2009年、ソーシャルメディア・ブログ「意力(いちから)」を開設。北米発の電子出版や最新IT関連の情報を積極的に発信しながら、SNSやソーシャルメディアを活用したコミュニティサイトの構築事業などを手がける。ロサンゼルス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tolucky1962

18
2010年、これからFacebookが広がろうというタイミングに書かれている。この時期にSNSの基本を述べている。日米の違い、マスメディアとの関係、どうマネタイズするか、ブロガーになるには。著者の経験や多くのインタビューを交え、SNSについて幅広く解説している。2011年段階に読めば近未来書だし、今読んでもわかり易い解説書。2016/03/05

おーしつ

8
ソーシャルメディア(とソーシャルネットワーク)の現状を数字で裏打ちされたデータで把握するには便利な本になっているし、 日本が取り残されていくことへの危惧や警鐘も分からないではないが、前提がビジネス利用に偏っているので、私のような薄ぼんやりにはちょっと遠く感じられる部分も。 ただ「マス(メディア)」の死はおそらく遠かれ近かれ訪れるだろうし、日本への叱咤は英語が全くダメな人間には耳が痛い。 ちなみに私のクラウトスコアは49でした(笑)2011/04/04

Kentaro

5
ホリエモンは860円の有料メール会員が一万人を越えると言われ、それだけで年収1億円稼いでいる。 アメリカではクラウトスコアで上位になり、インフルエンサーとしてニュースやコンテンツを配信して稼いでいる人が多い。などが紹介されていた。 ブロガーとしてそのときのソーシャルメディアを俯瞰した内容であったが、このとき革命と銘打った内容が、ほとんど新鮮味を感じないくらい様々なプラットフォームが出てきて駆逐された会社があることを再認識させてくれる。デジタル化が社会の変化のスピードをますます高速にしている。2018/10/26

MasakiZACKY

2
ソーシャルメディアの力やその普及について、海外在住のブロガーである著者が、独自の経験や取材から考察した一冊。この分野の流れは早く、すでに今更感漂う本著だが、それだけに著者の話しの的確さが際立ち、今でも通じる提言やアドバイスに説得力がましている。日本全体について、ビジネス視点、個人個人に向けてなど、非常に幅広い視点で書いてある。日本社会に強く浸透している文化もよいが、さて世界に目を向けると…どちらに進むかは結局は我々次第である。ただやっぱり僕は、ソーシャルメディア革命に向かってアドバイスを実践していきたい。2012/12/13

makki

2
#d21social 筆者がアメリカ在住なので、客観的な日本のソーシャルメディアのついてまとめられているので、色眼鏡なしで現状を把握できる。個人も企業もアメリカやイギリスなどの「国」ではなく、グローバルを追えという主張にはとても共感した。個にとってのグローバルとはなにか、グローバルにとっての個とは何かといったソーシャルネットワークの本質を考える機会を与えてくれる良本。2011/03/28

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