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近代日本思想史における人格観念の成立 (新装)

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886952226
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0010

内容説明

明治期「人格」という言葉は、誰がつくりその観念がいかに成立したのか?教育者でもあった著者が、教育基本法第一条の中の教育の目的で「教育は人格の完成を目指し…」と謳われたその「人格」とは、いったいどのような“存在”なのかを精査し詳述。

目次

第1部 近代訳語としての「人格」の成立過程(序説;『言海』以前 ほか)
第2部 人格観念の成立と生成(大西祝の「ペルソン」の説;西田幾多郎の「グリーン氏倫理哲學の大意」 ほか)
第3部 明治二十年代の中島力造(カント学者としての中島力造;T.H.グリーンの受容と中島力造 ほか)
第4部 カント倫理学説の受容(明治二十年代におけるカント哲学の受容;西田幾多郎の「韓圖倫理學」 ほか)
第5部 人格神の受容(「人格神」ということ;神の「ペルソナリチー」 ほか)

著者等紹介

佐古純一郎[サコジュンイチロウ]
1919年徳島県生まれ。二松学舎専門学校を経て、日本大学法文学部宗教学科卒業。二松学舎大学名誉教授。日本キリスト教団中渋谷教会名誉牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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