目次
1 異界原論
2 現代の異界(地界 天界 飛び交う激烈な霊について―吉増剛造「黄金詩篇」の完全解釈;先鋭的オーソドックス・内部への旅―萩原健次郎「脳の木」私論;異界からの跳躍―ねじめ・粕谷の悦楽と問題)
3 近・現代異界7講(異界創造の方法的アポリア―北村透谷「蓬莱曲」のつまらなさ;幻視者の登場―萩原朔太郎と異界;可視世界への根源的否定〈萩原恭次郎「死刑宣告」の方法;高橋新吉の詩的な自殺について〉;愛と死の幻視者〈中原中也の詩的変遷;高村光太郎「智恵子抄」覚書〉;浸食する現実・浸食される異界―鮎川信夫と戦争体験)
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