内容説明
権力に対峙できないマスコミ、広告と一体となる報道、完成されつつある監視社会、そして、現代日本の問題点が凝縮された沖縄・福島…。この暗き時代にこそ、書くべきことがある―。批判精神を鍛えるためのコラム集!
目次
第1章 マスコミの歪んだ世論づくり(国民を洗脳するマスコミ;政治家の差別発言;マスコミは兜町の業界紙か ほか)
第2章 恐ろしい監視社会(マイナンバーのほんとうの目的;「私は番号ではない」;人間を支配するための基本システム ほか)
第3章 縮図としての沖縄・福島(二つの地方の実態を知るべきだ;軽んじられる福島の被ばく者;「人類館」事件 ほか)
特別対談 分断社会と向き合うために―「いのちの平等」を求めて(斎藤貴男×藤末衛・全日本民主医療機関連合会会長)
著者等紹介
斎藤貴男[サイトウタカオ]
1958年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。「日本工業新聞」記者、「プレジデント」編集部、「週刊文春」記者などを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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