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志賀直哉とドストエフスキー

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784886297808
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

志賀文学は二十一世紀に甦るか?!ドストエフスキー作品との関連において志賀文学の特質性を照射する。

目次

序章 志賀直哉を読め
1章 『暗夜行路』を読む―“罪”と“罰”の不在
2章 志賀直哉とドストエフスキー―三木利英『志賀直哉と大山』を読んで
3章 従順な基督信徒・志賀直哉の非キリスト教的世界―中村光夫『志賀直哉論』所収「内村鑑三」を読んで
4章 『濁った頭』を読む
5章 『濁った頭』と『罪と罰』―津田とラスコーリニコフの犯罪
6章 『大津順吉』を読む
7章 『或る男、其姉の死』を読む

著者等紹介

清水正[シミズマサシ]
1949年我孫子市生。日本大学芸術学部文芸学科卒。現在、日本大学芸術学部文芸学科主任教授。日本大学大学院芸術学研究科教授。所沢校舎で「マンガ論」を担当、つげ義春、浦沢直樹、望月峯太郎、業田良家、白土三平等のマンガ作品を講じている。江古田校舎で「文芸批評論」を担当、ドストエフスキー、宮沢賢治等の作品を講じている。文芸批評家。江古田文学会会長。D文学研究会主宰。日本文芸家協会会員
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