感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
30
1995年刊。盛口氏の丁寧なスケッチと素朴な語りが好き。本書は埼玉県飯能の高校にお勤め時の出版。個性豊かな生徒たちとのやり取りが楽しい。卒業後、この経験を趣味や仕事に活かす人も多い。後に別書籍に発展する標本作りや巨大豆の話も出てくる。ナマコの話では、世界各地で干しナマコを作っている事に驚いた。キノコの話では、すぐに食べようとする生徒たちが著者を慌てさせるのが可笑しい。カメムシやヤンマの冬虫夏草は意外と身近なうえ見た目が生々しく、興味がつのるのも分かる。経験に基づく生物や自然のエピソードが盛りだくさん。2023/04/23
takao
2
ふむ2022/08/14