内容説明
石に出会うことは、自分に出会うこと。屋久島をすみかに人と自然の在り方を先取りした詩人、山尾三省の原点。
目次
第1部 彼岸(花崗岩片の話;ジョーの石;尼蓮禅河の砂;霊鷲山の赤石;ポカラの鉦叩き石 ほか)
第2部 此岸(一湊川の二十畳岩;ラーガの丸石;諏訪之瀬御岳の溶岩のかけら;つつじのそばの石;順子が拾ってきた石 ほか)
著者等紹介
山尾三省[ヤマオサンセイ]
1938年、東京・神田生まれ。60年、早稲田大学文学部西洋哲学科中退。67年、コミューン「部族」に参加。73年、家族で一年間インド・ネパールの聖地を巡礼。75年、長本兄弟商会(無農薬・有機農法野菜の販売普及)の設立に参加。77年より家族とともに屋久島白川山の里に暮らす。2001年8月28日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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