内容説明
安岡正篤「人間学講座」第三弾。王陽明、中江藤樹、熊沢蕃山、儒教、禅、そして「三国志」人間学の源流に学ぶ。
目次
王陽明の人と学
陰〓(しつ)の勧め
青年哲人文中子
三国志と青年
儒教と禅
藤樹と蕃山先生と今後の学問
著者等紹介
安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年大阪市生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和6年日本農士学校などを設立、東洋思想の研究と後進の育成に努める。戦後、24年師友会を設立、政財界のリーダーの啓発・教化に努め、その精神的支柱となる。その教えは人物学を中心として、今日なお日本の進むべき方向を示している。58年12月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vip2000
5
安岡氏活学三部作了読しました。(引用)道とは、人間がそれに依らなければ、目的地に着くことが出来ない、人生が成り立たないという、もっとも本質的なもの、已むを得ず部分的・派出的存在になっても、それを通じて、その奥にある求めざるを得ない無限性・全体性なるもの、これが道であり、道理と言うものであります。(引用終了)終身雇用制が崩壊しました。雇用から契約へ職場形態が変化しています。衣食が手軽に手に入る日本です。雇用の反対語で自営があります。2019/10/08
ue3104
3
活学講座、洗心講座に続く第三弾。 己をつくる学問とは何か。 王陽明、中江藤樹、熊沢蕃山らの残した教えの紐解き。 まずは、息子に敬される父になる!2020/12/10