内容説明
シーザー、本多静六、渋沢栄一、東郷平八郎、西郷隆盛、大久保利通、伊藤博文。偉人たちはいかに未来を予見し、勝機と運をつかんだのか。
目次
第１講 シーザーに学ぶ将たるものの条件（西ヨーロッパをつくった英雄；地中海の覇者となるローマを支えた寡頭政治 ほか）
第２講 東郷平八郎に学ぶ勝機と運の掴み方（世界が認めた偉人；武器が劣っていては戦いに勝てない ほか）
第３講 本多静六に学ぶ財を成す者の心得（私の人生指針『私の財産報告』；不思議だが本当を語る東大教授 ほか）
第４講 渋沢栄一に学ぶ男の器量を磨く生き方（尊敬される渋沢栄一の生き方；豪農の跡取りとして文武両道を極める ほか）
第５講 明治の三傑に学ぶ人間的魅力の研究―西郷隆盛／大久保利道／伊藤博文（世界を白人支配から救った明治維新；幕府崩壊を決定づけた小御所会議 ほか）
著者等紹介
渡部昇一［ワタナベショウイチ］
昭和５年山形県生まれ。３０年上智大学文学部大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Ｄｒ．ｐｈｉｌ．，Ｄｒ．ｐｈｉｌ．ｈ．ｃ．平成１３年から上智大学名誉教授。幅広い評論活動を展開する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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BluePlanet
3
★3.6 2010年5月31日発行。シーザーに学ぶ将たるものの条件、東郷平八郎に学ぶ勝機と運の掴み方、本多静六に学ぶ財を成す者の心得、渋沢栄一に学ぶ男の器量を磨く生き方、明治の三傑に学ぶ人間的魅力の研究。非常に解り易く面白く読めました。ポンペイウスはシーザーの娘と結婚していたとか、シーザーとクレオパトラの間に子供がいたとか、シーザーの伝記も読んでみると面白そう。それと海軍で連戦連勝した東郷平八郎。今の日本があるのはこの人のお蔭かも。本多静六の私の財産告白も読んでみたくなりました。次は渋沢栄一の伝記も。2015/12/23
dexter4620
2
渋沢栄一や東郷平八郎など明治期の偉人の言行を元に、リーダーの条件を紐解く一冊。ライトな内容で読みやすい240ページ。繰り返し読む事でリーダーに必要な要件が身に染み込んできそうな一冊でした。2023/12/12
けんけん
0
歴史の偉人達からリーダーの本質を学ぶ。2011/02/01
asura_kojima
0
派手な記述はないものの、じっくり読める。むしら、著者の志向傾向が反映されているものと思う。2010/11/29
