内容説明
中国太古の思想の集大成―「呂氏春秋」に人間学の原理、経世の要諦を学ぶ。
目次
第1講 私欲を去り、公に尽くす(東洋の自然観、人間観;天の道、地の理、人の紀 ほか)
第2講 まず、わが身を治める(古典に親しむ;欲望を節する ほか)
第3講 学び、教え、厳粛になる(根本にかえる;学ぶことが大切 ほか)
第4講 本質と人物を知る(政治も事業も人である;まず本質、生命を知る ほか)
第5講 乱れ亡びる国を興す(乱れる;興る ほか)
著者等紹介
安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年大阪市生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和2年(財)金鶏学院、6年日本農士学校を設立、東洋思想の研究と後進の育成に努める。戦後、24年師友会を設立、政財界のリーダーの啓発・教化に努め、その精神的支柱となる。その教えは人物学を中心として、今日なお日本の進むべき方向を示している。58年12月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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