目次
大学章句序
経一章
伝十章(「明徳を明かにす」について;「民を新たにす」について;「至善に止まる」について;「本末」について;「格物致知」について ほか)
白鹿洞書院掲示
著者等紹介
守屋洋[モリヤヒロシ]
昭和7年宮城県生まれ。35年東京都立大学中国文学科修士課程修了
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感想・レビュー
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かず
23
『大学』とは儒教の経典である四書五経の筆頭であり、最初に学ぶ本とされたものです。江戸時代の武士は、幼年期にこれを素読、暗記し、魂の土台となるものを築き上げました。本著は「大学章句序」「経一章」「伝十章」からなる本文と「白鹿洞書院掲示」からなり、書き下し文、原文、現代語訳、解説が網羅され、非常に親切な構成となっている。題に「修己治人の学」とあるとおり、儒学の第一の目的は修己にある。本著が多くの人に読まれ、日々を真剣に生きることで、日本が更に良い国になることを切に願うものである。2019/02/13
いちご
1
これを小学校で学ぶと、いじめが減るかも..2017/09/08
Yana Hashiguchi
1
四書五経の一つであり、朱子学の経典とされる「大学」を解説を交えながら現代語に訳した一冊。重要な一節には解釈が加えられ、朱子学の考え方を理解することができる。 朱子学とは封建的、保守的な思想と思われがちだが、「徳性の涵養」をテーマにした学問で、2000年前の自己啓発本という風に思えば、古典が少しだけ身近に感じるかもしれない。2016/12/26
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
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平成17年 1月 8日 初版2015/12/26