内容説明
マルタ時代の幕開けとともに株、為替はどう動くか？国際金融市場の第一線を駆け抜ける菅下清広氏。その独特の歴史観、相場観を通し、米ソ枢軸の新体制下に平成日本生き残りの条件を探る。
目次
第１章 １９９０年・上昇日本の終焉（序曲はマルタ沖から始まった；天井を打った日本の活力 ほか）
第２章 ２０年代の悲劇を教訓にせよ（ワシントン条約が示唆する現代の危機；「富国法人」政策がはらむ危険 ほか）
第３章 マルタ・米ソ枢軸時代の真容（「軍事大国主義」と「経済大国主義」 ほか）
第４章 米ソの対日カードを読む（日米安保条約見直し論の危険性 ほか）
第５章 プラザ体制崩壊後の新潮流（金融帝国アメリカの没落 ほか）
終章 マルタ時代の日本の選択枝を探る（国際パワー・バランスはどう変わるか ほか）
