内容説明
週刊新潮の名物コラム「変見自在」の筆者がしがらみを絶ち本音で世間を書いた「異見自在」。まあまあ主義で馴れ合っている日本人。時代を見抜き、生き抜くための指標。
目次
海外での危機管理―やくざだって怖がった
英国紳士にみる落差―植民地支配と謝罪要求
官僚腐敗の根源を問う―マッカーサーの“50年殺し”
米大統領セクハラ疑惑―ポーラの出会ったアメリカの夢
普通の子供とナイフ―犯罪は「社会」か「資質」か
湾岸戦争の収支―フセイン大統領も「黒字決算」
イラク攻撃への執念―モニカ嬢は甘いワナなのか
医学的財務官僚論―逆境もバネに増殖、肥大
旧約聖書と五輪―ノアも驚く日本の強さ
華僑的南方拡大―アジアを揺さぶる団結力〔ほか〕
著者等紹介
高山正之[タカヤママサユキ]
1942年生まれ。東京都立大学卒業後、産経新聞入社。社会部デスクを経てテヘラン、ロサンゼルス支局長。98年から夕刊に連載したコラム「異見自在」は辛口の時事評論として好評を得た。01年から帝京大学教授。現在は週刊新潮でもっと辛い「異見自在」を連載している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。