内容説明
世間の常識や正しいこと、当たり前と思っていることを疑うことからこの国の再生が始まる。
目次
第1章 為替に無知な日本人(一〇年で三倍になった円高の弊害に気づかない日本;「円安」の必要性を理解しない小泉首相 ほか)
第2章 金持ちが縮こまる嫉妬社会(金持ちに金を使わせないニッポンの風土;豊かな高齢者にお金を使わせない企業と行政 ほか)
第3章 世界に遅れをとるインフラ(日本の生命線である港の惨状;変化への対応を怠った道路行政 ほか)
第4章 国際情勢に疎い日本人(欧米を一周遅れで追いかける日本;日本人が知ろうとしない石油の真実 ほか)
第5章 パラダイム転換できない日本(パラダイム転換できない族議員と役人;産業構造の大変化の荒波に翻弄される日本 ほか)
著者等紹介
竹村健一[タケムラケンイチ]
1930年大阪生まれ。53年京都大学文学部卒業。第1回フルブライト留学生としてエール大学、シラキュース大学に学ぶ。55年英文毎日記者となる。63年退社後、一年間山陽特殊鋼調査部長を務める。66年から71年まで追手門学院大学英文科助教授として教鞭を執る。英文毎日時代から、テレビ・ラジオ出演、執筆・講演を通じて幅広い評論活動を行う
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