内容説明
聖域・農業の抱える矛盾・難問が都市を押しつぶし、農業そのものをも窒息させようとしている。農業の過保護をやめ、都市の負担を減らすことこそ、日本の先進農業を育て、国際競争力をもった安くて質のよい農産物を生み出す唯一の道である。本書は都市と農業をともに繁栄させるための処方箋だ。
目次
1章 世界一豊かになった国
2章 日本人は本当に豊かか
3章 戦後の40年、これからの40年
4章 欧米並みの豊かさが日本を救う
5章 農業は聖域なのだろうか
6章 農業は再生不能ではない
7章 自由の豊かさ
8章 新しい40年のトレンド