ＳＷＩＴＣＨ 〈ＶＯＬ．３７ ＮＯ．３（ＭＡＲ〉 特集：写真家の現在奥山由之／写真の可能性

スイッチ・パブリッシング（2019/02発売）

• サイズ A4判／ページ数 160p／高さ 28cm
• 商品コード 9784884185145
• NDC分類 051
• Cコード C0076

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミヤタ]

なあなあになっていないかと自分に問いかけ、時には憤ってる 見た目の柔和さの裏に、たぎるようなモノを見た。 奥山さんの写真は色合いが好きなんだよな。ノスタルジックというか、「記憶」の中にあるもの、のような感覚

2022/02/16

[ルンブマ]

奥山氏の写真は多少チャラいが、センス抜群で、どの時代に出てきても売れたであろうポップさがある。そして、なぜか嫌味がない。しかしながら、こうやって書かれたものを冷静に見てみると、彼の強みは特定の色や撮り方などではなく、ディレクションの巧みさであり、広告の制作会社的なセンスだと思ってしまった。それにプラスして、たまにフィルムっぽいというか、青緑っぽいというかで、シズル感ある作風ではないため、カルチャーまわりの人にも受け入れられやすい（実際に最近のアーティストの写真・映像作品を多く手がけている）のだろう。

2022/01/03