Switch library<br> 木に持ちあげられた家

個数:
  • ポイントキャンペーン

Switch library
木に持ちあげられた家

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 02時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24X28cm
  • 商品コード 9784884184377
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0093

内容説明

過ぎていく時間の愛おしさ、自然の圧倒的な不思議さと力強さを描く。『どこいったん』『くらやみこわいよ』のジョン・クラッセンが絵を描いた傑作絵本が、柴田元幸の訳で登場。

著者等紹介

クーザー,テッド[クーザー,テッド] [Kooser,Ted]
1939年米アイオワ州生まれ。詩人。2004年から2006年までアメリカの詩人に与えられる最高の地位であるPoet Laureate(米国議会図書館詩歌顧問)を務める。2005年、詩集Delights & Shadowsがピューリツァー賞の詩作部門を受賞。現在ネブラスカ州在住

クラッセン,ジョン[クラッセン,ジョン] [Klassen,Jon]
1981年カナダ・オンタリオ州生まれ。絵本作家、イラストレーター。2013年、『ちがうねん』でアメリカで出版された絵本の中で最も優れた作品を描いた画家に贈られるコルデコット賞を受賞。現在ロサンゼルス在住

柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年東京生まれ。翻訳家。文芸誌「Monkey」の責任編集を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

81
木を伐って造った敷地に建てた家。父親と二人の子どもが暮らしていた。子どもたちは近くの林で遊び、父は熱心に庭の手入れをした。大人になると子どもたちは巣だっていった。独りで暮らしていた父も、歳をとり子どもたちの近所に引っ越すことにした。かつて木が繁っていた土地はゆっくりと、元の姿に戻っていった。家族の想い出が詰まった家が自然の中に溶け込んでいく……。詩のような言葉とセピア色の絵で描かれた静謐な物語。絵を手がけたのは『どこいったん』などの作者・ジョン・クラッセン氏。翻訳は柴田元幸氏。全てが美しい。大好きだ。2015/05/09

アキ

79
柴田元幸訳の、アメリカの詩人テッド・クーザーが物語にジョン・クラッセンが絵を書いた絵本。四角い敷地にぽつんと建つ家には、父親と男の子と女の子が住んでいた。家の周りの芝生は父親がきちんと管理していたが、子供たちも大人になり、家を出て行き、父親も歳をとれ庭仕事も重荷になってきた。とうとう家を売り、庭にFOR SALEの看板を出した。そのうち屋根が傷み、家が崩れ、木々がだんだん大きくなってきた。木々は家を持ち上げ、さらに持ち上げた。ツリーハウスのように、木々に持ち上げられた家を僕は見たことがある。そんな物語。2020/07/12

優愛

79
だから何?なんて、決して言わないでほしい。木々が運ぶ花々の香りを纏い数年の月日が流れ誰一人としていなくなった家。暗闇にひっそりと佇むどこか悲しげな家を誰もが目にしたことがあるはず。買ってください、なんて話せない。寂しいなんて到底言えない。だけど確かに心細くて、灯りの灯った温かな家を思う毎日。手入れが無くなり懐かしい香りが再来、木々に持上げられ見える景色がふと変わる。ツリーハウス。やっと見れるよ、良かったね。離れていった家族をもう一度、側に感じることが出来るもの。全部全部自然のおかげ。本当に、ありがとう。2015/04/11

seacalf

63
柴田さん翻訳の絵本という事と、ツリーハウスのように木に持ち上げられた家の表紙につられて手に取った作品。冒険心をくすぐるストーリーかと思いきや、さすが柴田セレクト、想像とは全然違った内容。日本でもバブル時代に栄えて今はさびれてしまった観光地なんかに行くと、自然の生命力に呑み込まれた人工物をしばしば見かけるけれど、こうやってぐーんと宙に持ち上げられる発想はないなあ。読み手によって様々なものを喚起させるけれど、ワクワクを求めてしまった自分にとっては少々肩透かし。近々ツリーハウス絡みの本を何か見つけて読もうっと。2020/08/14

yanae

56
ジョン・クラッセンの名前があったので、こちらの本も手に取ってみました。今作は絵のみの参加。アメリカの有名な詩人の方が書いた内容とのこと。どうしても、ジョン・クラッセンの絵本=長谷川さんの関西弁翻訳が印象に残っているので、今回は面白いというよりも、素敵な絵と詩に浸る…といった感じ。うたわれている「過ぎていく時間の愛おしさ」「自然の圧倒的な不思議さ力強さ」まさにそんな感じ。ジョン・クラッセン、こういう絵も描くんだなぁ、と新たな発見でした。2019/03/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8289700
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。