内容説明
時は平安中期―。藤原道隆の娘・定子は、十四歳で三歳下の一条帝の許へ入内し、中宮となって幸せな日々を送っていた。しかし、関白であった父・道隆が急逝し、次の権力を狙う叔父・道長の手に時代が傾いたことから、幸せだった定子の身にも、次第に暗雲がしのび寄る…。清少納言の仕えた中宮定子の、儚くも数奇な運命の物語。
著者等紹介
河原撫子[カワハラナデシコ]
8月15日生まれ。獅子座。A型。東京都在住。趣味は旅行と古都・史跡めぐり
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。