内容説明
本書は、商法総則・商行為法および手形・小切手法の分野における入門書として、読者にとって、それぞれの分野の全体像を把握することができるとともに、そこで問題となっている個別論点についても、ある程度理解できるようなレベルに達するための手助けとなるもの。「基礎知識」「基礎概念」が確実に理解できる。
目次
第1編 商法総則・商行為法(商法の出発点;商法の単位としての「商人」;商人の名称としての「商号」;営業の内部的補助者としての商業使用人;商業登記の公示力 ほか)
第2編 手形法・小切手法(手形法を学ぶために;手形にはどのような種類があるか。小切手とは何か;約束手形の振出によってどのような法律関係が生じるのか;手形上の法律関係はいつ成立するか―手形理論;手形行為者の債務負担 ほか)