内容説明
ボードゲームを作りたい!でもどうやって?その疑問に答えるべく、世界的に有名なゲームを手がけてきたデザイナーやディベロッパー、テスターや販売者が数々のエッセイを寄稿。ボードゲームのデザインについて、「コンセプト」「デザイン」「ディベロップメント」「プレゼンテーション」の4つのパートに分けて解説。誰が読んでも(ザコモンスター代表のコボルドでも!)おもしろくて役に立つ秘訣がここにある!
目次
1 コンセプト(ゲームはルールじゃない;もっとゲームを遊ぼう;ゲームプレイの段落構成―神やアリストテレスの意図したような三幕構成;メタファー(テーマ性)とメカニクス―二つの要素を競合させるな
ところで、それはだれのゲームだ?)
2 デザイン(私のゲームの作り方;直観的なデザイン;少しゆっくりしていって―新規ゲーマーを増やすための入門ゲームのデザイン;最も美しいゲームメカニクス;戦略は運だ;面白くしよう―ギャンブルゲームのデザイン)
3 ディベロップメント(『ドミニオン』のディベロップ―“ゲームのディベロップメント”とは;幾何級数的に考えよう―バランスの取りづらいコレクタブル・ゲームの難しさ;楽しみを削ぐ;正確なルールを書く;終わったと言われるまで終わりじゃない―誰が、何を、どこで、いつ、なぜ、テストプレイするのか)
4 プレゼンテーション(試作品の驚くべき過ち;試作品についてきみが常に知りたいと思っていることすべて(でもコワくて聞けないこと)
人生は売り込みだ―ゲームの使用権の扱いについて
ゲームを出版する―企画から印刷まで)
著者等紹介
セリンカー,マイク[セリンカー,マイク] [Selinker,Mike]
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社でディレクターとしてゲーム制作に関わったのち、シアトルのデザイン・スタジオ「ローン・シャークゲームズ」を立ち上げる。共同制作したゲームに『ベガスの帝王』『グロリア・ムンディ』など多数。パズル作家の顔も持つ
安田均[ヤスダヒトシ]
1950年神戸生まれ。京都大学卒業。翻訳家、SF・ゲーム評論家、小説家、ゲームデザイナーとして多方面で活躍。「グループSNE」代表。著書・訳書多数
笠井道子[カサイミチコ]
1955年京都生まれ。海外小説やテーブルトークRPGのルールブック・関連書籍の訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えんじ
白代社
Jey.P.
はあびい