内容説明
中高年女性の腰痛の患者さんには男性とちがった女性特有の訴えがあり、訴えと一致した症状があることがわかりました。一般にいわれているような「わけのわからないことをくだくだいっている不定愁訴」ではないのです。中高年期に女性の腰痛がふえはじめ、生理痛がある人、お産や婦人科の手術のあとから腰がいたい人が多いことから著者は婦人科との関係を調べてきました。その結果、からだを調節している自律神経のバランスが乱されて腰痛がおこっていると考えるにいたったのです。そして10年、20年もこの病気で苦しんでおられる方が、著者が考案した反射を利用した簡単な運動や治療で良くなっていくようになりました。
目次
第1章 腰痛はなぜおこる
第2章 いたみが違う女性の腰痛
第3章 診察するとこんな症状が
第4章 誰にでもある骨の老化(シワ)
第5章 1分間でいたみがかわる