目次
序章 不耕起移植栽培が底力を発揮する理由
第1章 近代化稲作がもたらしたもの
第2章 不耕起栽培への模索と試練
第3章 生きものいっぱいの不耕起の田んぼ
第4章 メダカとトキと子どもたち
第5章 ゆっくりと水資源を育む
第6章 不耕起・冬期湛水の心得と準備
第7章 不耕起・冬期湛水の主な作業
結章 生物資源型農業をめざして
著者等紹介
岩澤信夫[イワサワノブオ]
1932年、千葉県成田市生まれ。旧制成田中学校卒業後、農業に従事。1980年よりPOF研究会を組織し、千葉、茨城、山形、秋田で低コスト増収稲作の研究、普及を始める。1983年ころより不耕起移植栽培の実験に着手。1989年より三菱農業(株)と専用移植機の開発に取り組む。1993年に日本不耕起栽培普及会を設立、初代会長を務める。不耕起移植栽培、冬期湛水などを提唱。2002年から毎年「自然耕塾」を開催、不耕起栽培の研究、普及が評価され、2008年に吉川英治文化賞を受賞。2012年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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