内容説明
短歌より自由に、俳句より羽ばたき、あなたも想いがあれば、すぐ詩える。形式と自由とのはざまにこころ漂わせる快感。五行で詩うＴＯＫＹＯ。
目次
１ はなみずき―春（ハルジョオン；赤い足 ほか）
２ かわせみ―夏（シャガールとカンナ；めざめた野性 ほか）
３ あかねぐも―秋（秋空の住人；伝書鳩が舞う ほか）
４ ぽいんせちあ―冬（タワーよ花を；白い鳥 ほか）
著者等紹介
大屋研一［オオヤケンイチ］
１９３９年、渡良瀬川の畔、栃木県足利郡小俣町に生まれ、早稲田大学で英米文学を学ぶ。若いころから登山を愉しむ一方、ウォーキング歴は三十年。今まで東京‐ロンドン間に相当する距離を歩き、自然界に素材を求めた作品が多い。小説『泥の街』と『ロギング・ロード』で、第１１回、第１２回さきがけ文学賞選奨、『愛山渓』で芭蕉生誕三百年を記念する奥の細道文学賞優秀賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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