内容説明
「農」の時代を開く伝記長篇。豊葦原瑞穂国の静かな美しい愛国者。106年経ち、眠れる我らのDNAが目をさます。
目次
1章 山麓の日々
2章 土の声
3章 水を生む森
4章 性を率る
5章 緑の斜面
6章 火口原湖
7章 泰西の風
8章 若木
著者等紹介
大屋研一[オオヤケンイチ]
1939年、栃木県足利郡小俣町に生まれる。早稲田大学で英米文学を学ぶ。四十五年の山歩き経験から自然と人間との関わりに興味をもつ。小説『泥の街』『ロギング・ロード』で第十一回、第十二回さきがけ文学賞選奨、『愛山渓』で芭蕉生誕三百年を記念する奥の細道文学賞優秀賞を受賞
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