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食べ物から広がる耐性菌

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883202768
  • NDC分類 491.7
  • Cコード C0090

内容説明

抗生物質が効かない!耐性菌で、年間2万人が亡くなる最悪、最大の環境・医療問題。「食」からこの国を見直す本。

目次

1 食の生産に、抗生物質が使われている!―環境に広まる耐性菌への対策(抗生物質の使用実態を突き止めた!;農作物に使われる抗生物質;牛に抗生物質を食べさせている ほか)
2 病院の外で広がる耐性菌の恐怖―追いつめられる抗生物質(院内感染より恐い耐性菌あらわる;細菌感染症と人類との長い歴史;続々と出現する耐性菌)
3 耐性菌から子どもといのちを守る―病院でもらう薬の効果的な飲み方・飲ませ方(病気の治りにくい子どもが増えてきた;先生、どうしたらいいの?―耐性菌がよくわかるQ&A;医者も医療を受けるみなさんも正しい認識を)

著者等紹介

小若順一[コワカジュンイチ]
日本子孫基金・事務局長。1950年、岡山県生まれ。1984年に日本子孫基金を設立。ポストハーベスト農薬の全容解明で国際的な評価を得る。月刊誌「食品と暮らしの安全」で2001年から耐性菌問題に取り組み、情報を発信している

寺沢政彦[テラサワマサヒコ]
小児科医。1953年、岩手県生まれ。秋田大学医学部卒業。東北大学大学院卒業。90年より仙台市内に小児科医院を開業。耐性菌の予防の啓発に取り組んでいる

宮島英紀[ミヤジマヒデキ]
ルポライター。1961年、熊本県水俣市生まれ。横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)卒業。卒業制作で『われわれの原発白書』(第5回広島国際アマチュア映画祭優秀賞受賞)を演出。85年より映画助監督となり、斉藤耕一、北野武らに師事。その後、取材活動に入り、環境問題や食糧問題、自転車が引き起こす銀輪公害問題などで活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kayo Miyashita

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何につけ人間は、ちょうどよい加減という判断が難しいのだなと思います。治療薬としての抗菌薬の適性使用が声高に言われていますが、同時に病院や施設での食べ物についても、生産時の抗生物質使用状況や、免疫力をつけるための生の菌を取れる食材についてもっと配慮すべきなのではと感じます。2017/07/30

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