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大きい家族―がん治療医から緩和ケア医になって

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883202577
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0095

内容説明

ケアとは、本当のことを伝えてその苦しみを共にすること。ケアとは、患者さんが苦しみと向き合うなかで新たな生きる喜びを得る援助をすること。ケアとは、「あなたは大切な存在」という想いを伝えること。ケアとは、患者さんと「今、幸せであること」を共有すること。国立がんセンター勤務30年の経験をもつ、真の近代医療ケア実践家の書き下ろし作品。

目次

第1章 緩和ケア病棟から
第2章 苦しみと安心
第3章 不完全理解の「がん告知」
第4章 医師や看護婦は支配してはいけない
第5章 家族は希望なのである
第6章 死は自然である
エピローグ いのちへのまなざし

著者等紹介

種村健二朗[タネムラケンジロウ]
栃木県立がんセンター主幹・緩和ケア病棟担当。1940年千葉県生まれ。北海道大学医学部卒業後、東京大学産科婦人科教室に入局。72年より99年まで国立がんセンター婦人科で30年余りがん治療医として勤務。また、88年より築地本願寺を会場として「がん患者・家族語らいの会」を開催している。告知後のケアの重要性を説き、患者さんといろいろに語り合う医療家として知られる。99年4月より現職。がん終末期の専門病棟でのケアリング活動を実践する。また、99年より武蔵野女子大学大学院非常勤講師としてターミナルケア持論も受けもっている
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