内容説明
水の危険度を増大させている旧厚生省たち、それにおもねて商品テストをくり返した国民生活センターのウソの数々、さらに危険性を隠して商機を拡大しようとする浄水器業界…水をめぐる「アンタッチャブル・ゾーン」に踏み込んでしまったヒロコ弁護士は、いわれなき冤罪を晴らすために立ち上がる。本書は日本中の家族と未来の人たちを守るため、自らの誇りを賭けて闘った全記録。
目次
安全な水・おいしい水がほしい―プロローグ
第1章 哀しい水道水
第2章 独裁者のターゲット
第3章 国民生活センターはウソをつく
第4章 元凶は厚生省の「歪み」
第5章 こっけいな裁判官
第6章 もしや銀を飲んでませんか?
著者等紹介
湯〓博子[ユザヒロコ]
弁護士。1935年東京都に生まれる。明治大学法学部を卒業後、裁判官として62年4月から70年3月まで福岡、浦和、横浜の各地方裁判所に勤務したが、出産を控え退官。75年に弁護士登録をし、現在に至る。1987年に(株)淀エンタープライズ監査役に就任。弁護士でもある夫と東京・新橋に法律事務所を構えて、二人三脚で活躍中
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