内容説明
おんな独身・40歳。そりゃあ、いろいろとありました。恋に打ちのめされた時、仕事にバカにされた時、お金に見放された時。「ドンマイ、ドンマイ」涙・誤解・笑いありの恋愛人情派が本領発揮。ドンマイ女・ビガシが贈るドンマイ生活、胸のうち。
目次
ドンマイ、ドンマイ
ゆでピーナツのココロ
つがいでパーティーに来るやつは…
そんなあやこに騙されて
三五歳からの見合い術
そしてみんな他人の夫となった
第三の女
東京オリンピックは知らないけれど
ハイミス三重苦
花のいのちは長いぞ―バーチャル・リアリティ・ダイアローグ
「好き」と言える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sanukinoasayan
1
関西から離れ上京したくて大手スーパーマーケットに就職したものの、がんじがらめの社則に嫌気がさして、仕事に身が入らず半年で退職勧告を受けた後、社則もへったくれもない四谷の本屋から色々あって脚本家にたどり着いた筆者。学生時代からの彼氏には他に好きな人ができたと振られ、多少の色恋沙汰もあるも、気付いたらおんな独身40歳。恋に打ちのめされ、仕事でバカにされ、お金に見放されても「ドンマイ、ドンマイ」と開き直って笑い飛ばす。ドンマイ女ことヒガシの涙と笑いの顛末記。自虐系女子の切なくも愛おしいエッセイ集。2023/12/19