ニュース社会学

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ニュース社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 354p/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784882940227
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1036

内容説明

本書は、社会学理論に裏打ちされた事例研究をつみあげた学術書であり、ニュースが「事実の客観的記述」ではなく、「社会学的構成物」であり、その構成にとってマスメディアの組織や記者の持つ人間関係や、組織と記者と取材対象の三者関係がどのように作用するかを分析した労作である。

目次

第1章 枠組としてのニュース
第2章 空間とニュース網
第3章 時間とニュースの類型化
第4章 柔軟性とプロフェッショナリズム
第5章 確認し合う事実
第6章 具象とニュースの語り
第7章 女性解放運動の報道のされ方
第8章 事実と言論の自由とイデオロギー
第9章 構築された現実としてのニュース
第10章 知識としてのニュース

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷほは

0
アメリカの知識社会学者によるマスメディア論の古典(原著刊行1978年)。最後の章でシュッツからバーガーとルックマン、ゴフマンやガーフィンケルなどが参照されるところまではまぁ予想通りだが、ギデンズの「二重の解釈学」に言及があり、コレはおっ、となった。それ以外は、申し訳ないが、あまり真面目に読んでいない。組織研究や職業論などの文脈を自分が押さえていないからでもあるだろうが、平板でピンとこない叙述が続くといった印象。エンツェンスベルガーの意識産業論も、そんな理解でいいのか?と心配になる。日本でも怪しいものだが。2016/01/21

わをん

0
とんでもないニュースにはとんでもないニュースという枠組みを与えることで処理する。というのは面白く感じたし、納得できると思いました。知ることを拒む手段としてのイデオロギーについて書かれていたところは特にわかりやすく、感心させられた。自分のニュースの見方が変わる気がします。2011/08/26

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