内容説明
ペペたちのまえには、大きな川が流れています。あたらしい森にいくために、この川をわたらなければなりません。そこには、大きなワニのむれがまちかまえています。ながいながいれつの、いちばんまえにいるなかまたちが、わたりはじめました。ペペたちは、ハラハラしながらみまもっています。恐竜の第一人者・ヒサクニヒコの恐竜の生活を描く創作絵本―きょうりゅうペペのぼうけん。
著者等紹介
ヒサクニヒコ[ヒサクニヒコ]
1944年東京に生まれる。1972年、『戦争―漫画太平洋戦史』で文藝春秋漫画賞を受賞。長年TBSラジオの「全国こども電話相談室」の回答者としても活躍。自然や動物に深い興味をよせ世界各地を旅する。とくに、恐竜の研究家として有名で、福井恐竜博物館の後援会理事長をつとめるほか、横浜市動物園友の会会長などもつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちょこちょこ
11
5歳11ヶ月の息子に読み聞かせ。ぺぺたちイグアノドンは群れで生きていかなければ弱い恐竜。川を渡るのも仲間がワニの犠牲になっている隙に渡らなければならない。生きていくことの厳しさを考えさせられた。2019/12/23
遠い日
8
ペペのシリーズ。ヒサクニヒコさんらしいリアルに裏打ちされたお話で、力強い。仲間の犠牲の上に自分たちの命があることを、ぺぺは知っている。生き延びるために、一瞬の判断が生と死を分つ。ぺぺは草食恐竜イグアノドンの仲間。2015/07/30
おひさま家族
7
小2次男ひとり読み。 草食動物の大移動は仲間の犠牲の上になりたつ。食物連鎖の厳しさが分かる。2018/03/23
そうちんママ
7
仲間が犠牲になっている間に川を渡るなど生きていく大変さが書かれていました。全巻読んで良かったです。2012/02/01
★なおぴんコ★
3
保育園の一時預かり保育室で読み聞かせ。2歳児の男の子のリクエスト。長めの絵本でしたが、真剣に見ていました。ペペたちが川を渡る姿にドキドキ!巻末の恐竜の紹介も「読んで」と。やっぱり恐竜は男の子の憧れみたいです😌💓2020/09/26