出版社内容情報
数多のハリウッド俳優を輩出する、米国ネイバーフッド・プレイハウスで学び、TVや映画出演も果した著者による演技の教科書。コント赤信号に弟子入り後、1990年単身渡米。数多のハリウッド俳優を輩出するネイバーフッド・プレイハウスに学び、米国のTV、映画に出演。全身全霊で役作り、芝居作りに取り組んできた著者が、本場仕込みの演技術を惜しみなく開陳する演技の教科書。
「演技とはなにか」に始まり、トラスト練習、シアターゲーム、センソリーワーク、レペテション、オーディションの現場など、理論から実践まで、初心者にもわかりやすく伝授する。
日本では精神論や根性論が横行しがち、でもシステム化された指導法は実は誰にもわかりやすく響く。彼のアメリカでの努力は本物。中西が弟子であることは我々の誇りだ。───ラサール石井(タレント・演出家)
俳優教育術は脳科学の解明に従い進化してきた。現代「感情の記憶」に頼る俳優教育者は偽物です。が、ボビー中西は本物です。記憶に頼るのではなく、リアルな感情を生み出す術を教えてくれるのだから。───水田伸生(日本テレビ執行役員、演出家)
これはコミュニケーションの基本だと思いました。建前とか体裁とか虚栄心とか身につく前の、根本的な。むしろそれこそが?演技?なんだとあらためて教えてくれます。だからこそ演じる人、コミュニケーションが必要な人に、読んでもらいたい。わたしも、何度も読む。───三島有紀子(映画監督)
先人たちが経験から生み出し、積み重ねの中で育ててきた理論を、ボビーさんがとても丁寧にまとめてくれました。NY時代からお世話になっているボビーさんに心から敬意を払います。───小川絵梨子(演出家)
? 演技術編
俳優?/演技の基本/あがり・リラクゼーション/緊張/クラス/トラスト練習/解放/シアターゲーム/マイズナーテクニック・レペテション/インディペンデント・アクティビティ/センソリーワーク?/感情準備/as if(まるで何々のよう)・置き換え/POV練習/シーン?/シーン?/シーン?/前状況/即興/センソリーワーク?/モノローグ/キャラクターワーク/衣装・小道具・化粧/オープンダイアローグ/Well I'm here練習/Nail down・釘打ち作業/Choice・選択/『ハムレット』シーン練習方法/オーディション/脚本分析/本読み
? 経験編
アメリカ/コメディ/テクニック/アクターズ・スタジオ/尊敬する俳優アル・パチーノ/俳優?/自信/演出/おすすめ/アドバイス/こんなときの対処法/経験・教訓/仲間・恩師/その他
付録
参考図書・推薦図書
謝辞
あとがき
ボビー中西[ボビーナカニシ]
著・文・その他
内容説明
コント赤信号に弟子入り後、一九九〇年単身渡米。数多のハリウッド俳優を輩出するネイバーフッド・プレイハウスに学び、米国のTV、映画に出演。全身全霊で役作り、芝居作りに取り組んできた著者が、本場仕込みの演技術を惜しみなく開陳する演技の教科書。「演技とはなにか」に始まり、トラスト練習、シアターゲーム、センソリーワーク、レペテション、オーディションの現場など、理論から実践まで、初心者にもわかりやすく伝授する。
目次
1 演技術編(俳優1;演技の基本;あがり・リラクゼーション;緊張;クラス ほか)
2 経験編(アメリカ;コメディ;テクニック;アクターズ・スタジオ;尊敬する俳優アル・パチーノ ほか)
著者等紹介
ボビー中西[ボビーナカニシ]
1968年生まれ。千葉県柏市出身。1987年コント赤信号に弟子入り。1990年9月、NY単身渡米。1991年2月、トム・クルーズを教えたフィル・ガシーのもとでマイズナーテクニックを学び始め、同9月に名門ネイバーフッド・プレイハウスに入学し、サンフォード・マイズナーから直接演技指導を受ける。1995年、27歳でアクターズ・スタジオ50年の歴史上、日本人として2人目の生涯会員になる。1998年『Soul Man』で全米ネットワークTVデビュー。その秋『フォルテ』でハリウッド映画デビューを果たし、SAG/全米映画俳優組合に入会する。2001年、テネシー・ウイリアムズが三島由紀夫に捧げた追悼作品の世界初演『男が死ぬ日』で主演し、AEA/舞台俳優組合に入会する。2011年、日本に活動の拠点を移す。2015年、Hell’s Kitchen46を立ち上げ、『男が死ぬ日』リーディング公演を演出し、芝居の制作を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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