内容説明
おばあちゃんが読んでくれた“かまきり”のお話。そこからひとつずつ紡ぐように綴られた12のエピソード。なんだか懐かしくて、ちょっぴり切ない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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20
絵本の語りとさきちゃんの箇所がうまく重なり合っていた。2017/10/09
浅香山三郎
6
日常のなかに子どもが居ない生活をしてゐるので、児童書はほぼ読まないのだけれども、面白かつた。 副次的な感想ではあるが、大人向けのお話を作るよりも、子ども向けのお話を書くことがある意味ではより大変なんだなあと言ふことを感じさせられる。 児童書の凄さを表現するコトバが自分の持ち合はせのなかに余り無いのは、やはり淋しいとも感じた。2017/09/03
文庫
0
さきちゃんのお話と、さきちゃんの絵本の中のお話が混ざっていて、ファンタジー要素もありつつ現実とリンクしてあったのがおもしろかった。私の好きなシーンは、さきちゃんと遊びたくてそわそわしているおじいちゃんのシーン。かわいすぎる。2021/11/15