日本の名随筆 〈別巻 ７２〉 古書 ２ 紀田順一郎

紀田 順一郎【編著】

作品社（1997/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 251p／高さ 19cm
• 商品コード 9784878936524
• NDC分類 914.6
• Cコード C0395

目次

古書漫筆（福永武彦）
古書合戦記（成瀬正勝）
ある古い詩集（井上究一郎）
初冬好日（中西進）
岩波文庫のはじめ（田宮虎彦）
古本屋時代の島木健作―絶版文庫で「煙」を読む（高橋輝次）
文庫蒐集の思い出（三輪福松）
『猫』紛失の記（野上弥生子）
吾輩がいっぱい（横田順弥）
漱石を売る（出久根達郎）〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[讃壽鐵朗]

本への思い入れが強い人間による随筆集

2016/08/03

[Lieu]

藤井正『古書の町に救われた命』は、上等兵であった古書店主の筆者と、おそらく特攻に行くのであろう年下の本好きの中尉の話なのだが、何度読んでも私はこの話で泣いてしまう。

2021/02/18