内容説明
この究極の虎の巻を読めば、日本史が、作法が、芸が、遊びが、大人が、男が、和歌が、心が、美が、日本旅館が、着物が、わかる。風雅が、わかる。日本が、わかる。橋本治直伝明解で正統な日本のノウハウ。
目次
花の名前は知らねども(男は大人;大人の三十;大人は男;思想は無性・社会は有性;人間をやめた後の人生 ほか)
鳥のように(理屈は正しくこねなければならない;文化と家元制度;最初の家元;小倉百人一首の謎;王朝の新人類 ほか)
風の音を知れ(虚実皮膜とリアリティー;表現とメディア;お楽しみ本質尽くし)
月見れば千々に心は乱れても(サラリーマンと近代;第三の時代;共和制の最悪;色気と作法;美なる論理)